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ワーママ保育士が事務職に転職した方法①

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保育士の仕事はやりがいがあって楽しい!

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シフト制勤務や土曜日の出勤、持ち帰りの仕事で子育てとの両立が難しい…

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子どもは可愛いし、保護者に感謝されると嬉しい!

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給料や勤務時間、今後の働き方について不安…

保育士の仕事に育休復帰してからずっとこんな感じで悩んでいました。

社会人になってから“保育士”としてしか働いて来なかったので、他の仕事できるのかな…とかやっぱり保育士続けようかな…とか同じことをグルグル考えていました。

以前から保育士以外の仕事もやってみたいという気持ちはあったのですが、妊娠する前か、出産してからか、もっと先が良いのか…転職するタイミングを考えると難しかったです。

今回は退職に至った経緯と、スキルアップ、転職方法について私の経験談をお話しします。

長くなりそうなので、この「ワーママ保育士が事務職に転職した方法①」では退職に至った経緯についてお話します。

はじめに

この記事では、保育士の仕事からの転職をテーマに書いていますが、決して保育士の仕事がダメだとか辞めた方が良いという意味ではありません。

私は保育士をリスペクトしていますし、いつかまた戻りたいとも思います。

「他にやってみたいことがあるから転職を考えた」ということを前提に読んでもらえたらと思います。

そして悩んでいる時に保育士を辞めようと思ったきっかけをまとめたものが、これから出てくるいくつかの理由になります。

同じように転職に悩んでいる方や子育てしながら働く方に読んでもらえたらと思います。

保育園を退職した理由

保育士の仕事は共働きが多いこの時代になくてはならない仕事です。

子どもはもちろん可愛いし、職場の人たちも優しいし、喜びややりがいもある!
私は保育士の仕事が好きでしたし誇りを持って働いていました。

ですが、
家庭を持って子どもができるとそれだけじゃどうにもならない部分が出てきてしまいます。

保育士の仕事がダメだとか、嫌いだとか、そういうことではなく、人手不足や求められることが多すぎて現制度的には難しい部分が多いと感じます。

もちろん働きやすいように工夫している保育園も増えてきています。
私の働いていた園も、働き方改革で書類をデジタル化し作業時間が大幅に減ったり、申請すれば残業代が支給されるようになりました。
娘の通っている園は月の出勤日数が決まっており、それを超えると代休がもらえるみたいです。

園によって方針や体制が全然違うので一概には言えませんが、人手不足で頭を抱えている保育園が多いです(少子化なのに…!)
私はそれがあらゆる問題の原因となっていると思っています。

(どの保育士さんもそうかと思いますが、保育園の問題について話し始めると止まらないので今回はこのくらいで…笑)

私が転職しようと思った理由をあげるとこんな感じです。

  • シフト制勤務
  • 土曜日出勤
  • 勤務時間以外の仕事
  • ワーママへの理解

シフト制勤務

保育園は働いている人のための施設ですから、その分開園時間も長くないといけません。

園によって違いますが、私の職場は 7:15〜19:15 でした。

早番、中番、遅番など、子どもの人数によって保育士の配置人数も変わるので30分単位で出勤時間をずらしたりしていました。

産休に入るまではシフトに入っていたのですが、子どもが産まれてからは子どもの保育園の開園時間に合わせなければなりません。

子どもの園は 7:30〜18:30 なので、通勤前後1時間をみるとカツカツでシフトには入れません。

シフトに入れないとボーナスを減らされたり、他の人に迷惑をかけていると思うと辛い気持ちになります。

小学生のお子さんをもつ先輩保育士は、子どもを送り出してから出勤したいので9時〜の固定になってしまい、同じように悩んでおられました。

この先ずっとこの悩みが続くのか…と思うと、シフトのない仕事に転職したくなりました。

土曜日出勤

土曜日も仕事がある保護者の方は土曜保育を利用されます。

利用人数によって保育士も出勤しなければならないので、大体月に1〜2回は土曜日出勤します。
行事があるとこれにプラスされるので、週6勤務が続くこともありました。
(中には代休制度がある園もありますが、私の園ではありませんでした)

これもシフト制なので、シフト表が出るまでいつ土曜日出勤になるかわかりません。
(休み希望は出せますが2日以上出すと理由を聞かれるのであまり出せませんでした…;)

友だちにはシフト表が出るまで待ってもらったり、先の予定が立てられないことが結構ストレスでした。

さらに土曜日は子どもの保育園と行事が被ってしまう確率が高いです。
実際に発表会の日程が被ってしまい、泣く泣く仕事を優先しました。

土曜日が仕事の時は夫に娘をみてもらっていたので家族にも申し訳なく、休みが固定の仕事に就きたいと思いました。

勤務時間以外の仕事

クラス担任を持つと書類が毎日ある上に作り物や行事の準備、保護者対応まで、細かいことがたくさんありすぎて「あれもやらなきゃ」と思うと終わりがありません。

出産する前は居残りして書類を書いたり家で製作物を作ったりと、勤務時間以外を仕事に捧げていても良かったのですが、育休復帰後はお迎えの時間があるので残業できず、休日は家族と過ごす時間を大切にしたいと思うようになり、なかなか思うような仕事ができなくなりました。

(そもそも勤務時間内に全ての業務が終わるような働き方にしないといけないのに…!)

「子どもにやってあげたいことがあるのに時間がなくてできない」ということが私の中でずっともやもやしていました。

ワーママへの理解

職場の人はみんな親切で、子どもが熱を出して休んだ時は「大丈夫?」と心配してくれてとてもありがたかったです。

ただ人手不足の現場で私一人が欠けてしまうと回らないので、他クラスからフォローに入ってもらったり、有給休暇を取りやめて出勤してもらったりしているのを見ると、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

誰も何も言わなかったけれど、(きっとこう思っているんだろうな…)とネガティブに考えてしまっていました。
今思うと考えすぎていたのかもしれませんね。

そして
復帰してから時短勤務で働いていたのですが、園長から「時間を伸ばしてほしい」と言われ、他にもパワハラっぽいことを言われ…

なんとか頑張ってきたものがプツッと切れてしまいました。

転職を決意

はじめにも書いていたように、保育士の他にやりたかったことと上記の4つの理由が合わさって転職を決意しました。

辞めてからはポッカリ穴が空いたような気持ちで、「辞めるの早まったかな?」「子どもたちどうしてるかな?」など考えていました(笑)

でも辞めたからには新しい道で頑張って挑戦していこうと前向きに思っています。


保育園によって考え方も働き方も違います。

もちろん子育てしながら頑張って保育士を続けられている方もたくさんいます!

保育士を続けたい方は自分に合った働き方で続けられたら良いと思います。

もし私と同じように転職したいと思っている方がいれば【ワーママ保育士が事務職に転職した方法②】を読んでいただけたらと思います。

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ブロガー/保育士
芸大卒の保育士。
10年の保育士経験とアート活動の経験から大人も子どもも楽しめることを発信中!
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