保護者と保育士、双方から見てもできれば良い関係でいたいですよね。
今日は私が経験したこともふまえて、保育士が実際に言われて嬉しかったことなどを紹介していきます。
保育園に通っている保護者の方、保育者の方へ、ぜひ参考にしてみてください。
感謝の言葉
「いつもありがとうございます」
この言葉だけでも疲れが吹っ飛びます。
感謝の気持ちは誰だって言葉にして伝えられると嬉しいですよね。
お迎えの時に「おかえりなさい」と保護者に伝えたら「ありがとうございました」と言ってくれる保護者は多いですが、その言葉だけで十分嬉しいです。
「保育園のおかげです」
「○○ができたのは保育園で○○してもらっているおかげ」なんて言われたら、保育士として自信にもなるし、やってきたことが無駄じゃなかったんだと思うと嬉しいです。
もちろん保育園のおかげではなく、子どもの成長は子ども自身の頑張りです。
行事の時に感謝されることが多いですが、子ども自身の頑張りを認めてもらえるように「○○ちゃん、よく頑張りました」と今までの成長過程も添えて伝えるようにしています。
好意を示してもらった時
「先生が担任で良かった」
信頼してもらえているということなので、この言葉が一番嬉しいですね。
もっと頼ってもらえるように頑張ろうと思えます。
こちらこそ「あなたが保護者で良かったです!」と心の中で思っています(笑)
「来年も先生がいい」
保育士側もクラスの持ち上がりを希望している人が多いはず…来年も、延長で!なんて、保護者からお願いされると嬉しすぎますね。
これは子どもに言われても嬉しいです。
年度末になると子どもたちも次の先生を予想したりします。
その時に「次も先生がいい」と言ってくれるとキュンとしちゃいます。
ただ、クラス配置は運営側が決めるので、運任せになります!
「ぜひ園長先生に言ってください!」なんて冗談で言う時もあります(笑)
子どもを通して
「この子保育園が大好きなんです」
子どもが保育園を楽しんでくれているなら、それ以上のことはありません。
そのような話をお家の人としていることが嬉しいですね。
「早く保育園に行きたいと言っています」
家庭環境に問題がなければ、保育園を居心地の良い場所だと思ってくれているということなので嬉しいです。
朝からニコニコ笑顔で登園してきてくれると元気をもらいます。
ただ、保護者の中には複雑に思う方もいるかもしれません。
特に、入園して間もない時は、離れる時に親の方が寂しいなんて話もよく聞きます。
保育園を信頼して預けて下さっているなら、先生や友だちに早く会いたいことは子どもにとって喜ばしいことなので、暖かく見守ってあげましょう。
「保育園でたくさんあそんできたんだね」
あそびに夢中になると、服を汚してしまったり、怪我をしてしまうこともあります。
状況によっては心配されたりクレームを言われる保護者もいますが、「たくさんあそんだんだね」「楽しかったんだね」と言ってもらえると、ホッとします。
怪我を保護者に伝えるのはいつでも緊張してしまいますが、プラスに捉えてくれると救われます。
また、子どもが失敗したり落ち込んでいても保護者が叱らずに認めてあげることで、この先も思う存分あそべるので、この言葉は子どもにとっても嬉しいものだと思います。
(もちろん、怪我の程度や状況によります!)
「先生のことが大好きみたい」
子どもに楽しい、大好きと言ってもらえると保育のやりがいを感じますし、毎日関わっている子どもの言葉や表情が全てだと思います。
初めは泣いていた子どもたちが楽しく通っている姿を見ると、保育者も保護者も嬉しいですよね。
子どもから「だいすき」なんて手紙をもらうこともあります。
もらった手紙は大切に保管しています。
まとめ
保育者も人間なので、褒められると素直に嬉しいですし、保育をする上での活力になります。
気持ちの良い関係のためにも、些細なことでも思っていることを言葉や文章にして伝えてみてはいかがでしょうか?
言われた保育士は、嬉しすぎて心の中で小躍りします(笑)
同時に、気になったことや心配事はすぐに言ってほしいと思っています。
心の中に溜め込んでしまうと良い関係は築けないですし、実際に上手く伝わっておらず誤解していた、なんてこともよくあります。
些細なことでも相談してもらえると、保育者もそれで気づけることもあるので、ぜひ頼ってください。
以上、<こんな保護者はありがたい!保育士の本音>でした。
他にもこんなこと言われて嬉しかった!などエピソードなどあれば教えてください。
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