保育士が教える!慣らし保育を乗り切るポイント

保育園に入るとまず突破しなければいけないのが「慣らし保育」です。

慣らし保育を乗り切るために、どんなケースがあるか知っておくと対応しやすいですね。

今回は

  • 慣らし保育のあるある
  • 保育士が「慣れた」と思うポイント

を、保護者ができることも合わせて紹介します。

まだ保育士がみる慣らし保育の極意を読んでいない方は先にそちらをご覧ください。

慣らし保育のあるある

実際に保育園であることや、よく聞く声をまとめてみました。

慣らし保育を経験した方は、共感できるかもしれません。

慣らし保育が終わり、仕事復帰!と思ったら子どもが体調を崩す

これは一番のあるあるです。

大体の子どもが入園後に体調を崩します。

保育園は集団生活なので、いろいろな子どもがいていろいろな菌があります。
特に今まで家庭保育をしてきた子どもは菌に慣れていないので、すぐにもらってしまいます。

はじめは大変かもしれませんが、徐々に免疫力ができ強くなっていきます!

慣らし保育のスタート時に、今保育園で何の感染症が流行っているか聞いておくといざというときに落ち着いて対応できます。

もし体調を崩してしまったら、残念ながら慣らし保育はストップになります。
状況によっては一から再スタートということもあり得ます。

初日、親が泣いてしまう

今までずっと一緒にいた親にとって、初めてわが子と離れるのは寂しいものです。

「保育園を出ると涙が…」
「家でもソワソワして気になる」
「心配で早く迎えに来ちゃった」

など、子どもよりも親の方が寂しくなるパターンです(笑)

年齢が上がるにつれ「早く預けたい」と思うようになるかもしれませんが、この最初の気持ちをいつまでも大事にしたいですね。

慣らし保育の間、何もできない

少しずつ保育時間は伸びていきますが、何もできなかったという方も多いです。

初めてのひとり時間、「あれしたい!」「これしたい!」と思っている方も多いと思いますが、意外と時間がなく、すぐにお迎えの時間…というパターンが多いみたいです。

でも、家事ひとつにしても子どもの邪魔が入らず、自分のペースでできる環境はありがたいですよね。
仕事復帰するまでの束の間ですが、ひとりの時間をゆっくり感じるのも良いと思います。

もしやりたいことがあるのなら、余裕をもって計画を立てておきましょう!
(ただし体調不良でお迎えに行くこともあるのですぐに動けるようにしておきましょう

GWで振り出しに戻る

4月入園の方は、5月頃になるとゴールデンウィークがあります。

それまでに慣らし保育が終わっていたとしても、せっかく慣れてきていたのにまた長期休みで振り出しに戻った…!というケースも珍しくありません。

保育士もゴールデンウィーク明けは恐怖です(笑)

これも子どもによるので、全然大丈夫!むしろ保育園に行きたがっているという場合もあります。
完全に入園時の状態に戻ることはないので、また日常に慣れて行けば大丈夫です。

保育士が「慣れた」と思うポイント

慣らし保育は、担任が「慣れてきたな」「大丈夫そう」と思えるとスムーズに進みます。

その「慣れた」と思うポイントとはどんなことでしょうか?

保護者も一緒に子どもの様子を共有できていると見通しが立てやすいです。
保育園での様子はあまり見えないので、お迎え時に遠慮なく聞きましょう。

「慣れる」ために保護者ができることも紹介します。

気持ちの切り替えができる

離れるときに泣くのは当たり前!しょうがないことです。
そこは割り切っていきましょう。

ポイントとなるのは保護者と離れたあとです。

しばらく泣いていても、保育者に抱っこされたり関わっていく中で気持ちの切り替えができるようになると安心です。
それが少しずつ自分でコントロールできたり、泣いている時間が少なくなっていくと、「慣れてきたな」と順調に思います。

お迎えのときに保護者の顔を見ると安心して泣いてしまうのもよくあることなので、送り迎えの様子だけで判断せずに、離れている間の様子を聞きましょう。

中には一日中泣いてる子どももいますが、日が経つに連れいずれは泣き止みます。
慣れるまで気長に待ちましょう。

好きなことを見つけ落ち着いて過ごす

「気持ちの切り替えができる」と重なる部分がありますが、好きなあそびや落ち着ける場所が見つけられると安心して過ごせるケースが多いです。

「保育園は楽しいところ」「保育園のおもちゃであそびたい」と思えることができたら、Goodです!

実際にこんなケースがありました。
お母さんと離れてしばらく泣いていましたが、乗り物が好きなその子に車のおもちゃを渡すと、次の日から登園するとそのおもちゃを探し、握りしめて過ごすようになりました。その車がその子にとってのお守りのようになり、落ち着いて過ごせるようになったのです。

事前に子どもの好きなことを伝えておくと、保育士はそれを念頭において準備してくれますし、関わりやすくなります。

飲食ができる

偏食があれば難しいかもしれませんが、おやつや給食の時間に座って食べられるようになれば安心です。

午前中泣いていても、給食の時間になると食べることに夢中になって機嫌が良くなる子どももいます。

家とは違い、みんなと一緒に食べることが「嬉しい・楽しい」と感じる子どもも多いです。

しっかり食べることができれば保護者も安心ですね。

逆に全く食べないとお腹が空いたり機嫌が悪くなったりして慣らし保育がなかなか進まないこともあります。
もし家と保育園の食事のタイミングが違う場合は、保育園の時間に合わせて食事をするように心がけてください。
また、お腹が空いていなくて食べない場合もあるので、朝食を早めに食べる・量を調節する・食材を変えるなど、一度朝食を見直してみると良いでしょう。

睡眠できる

お昼寝の時間にしっかり寝れるようになると、慣らし保育のゴールは目の前です。

安心できないと眠れない子もいるので、「寝れる=安心できている」と考えても良いでしょう。

保育園での生活は大人が思っている以上に体力を使います。
環境の変化や活動量の多さに疲れて、布団に入った瞬間に眠る子どももいます。

最後までぐっすり寝られれば良いのですが、途中で目が覚めて泣く子どもは多いです。
一度目が覚めるとお母さんがいない…家じゃない…ということに気づき、なかなか寝られません。

しかしそれも日数を重ねると長時間眠れるようになっていくので安心してください。
慣らし保育終了でには難しいかもしれませんが、生活リズムが整えばしっかり眠れるようになります。

もし全く寝ないのであれば、家での生活リズムを調節してみてください。
夜は早く寝て朝早く起きるようにしたり、朝活(散歩など)するのも良いと思います。
休日もできるだけ保育園と同じ時間に昼寝をして体内リズムを崩さないようにしましょう。

先生や友だちと関わる

自分だけでなく他者と関われるようになれば立派なものです。

好きな先生を見つけたり、友だちと一緒のおもちゃであそんだりできると子どもにも心の余裕が見られ、落ち着いて過ごすことができます。

特に好きな先生が見つかれば、保護者も安心して預けられます。

スムーズに離れられる

朝、泣かずに離れられるようになるともう「慣れた」と言って良いでしょう。

初日からスムーズに離れられる子もいれば、2〜3日経ってから泣くようになる子もいます。もちろん初日からずっと泣いている子も…。
子どもによって違うので、「うちの子だけいつまでも離れられない」と悲観的にならずに慣れるまで気長に待ちましょう。
親が焦ったり不安になってしまうと子どもに伝わり余計に離れがたくなります。

いつか「バイバイ」と笑顔で手を降ってくれる時がきます。

まとめ

いかがでしたか?

慣らし保育を経験されている方は懐かしいと思い出したかもしれません。

「慣らし保育は短い方がいい」「なくても大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、子どもが安全に安心して保育園に通えるようになるための大切な期間なので、保護者の方も前向きに考えてください。

保育士は子どもたちが早く慣れるように丁寧にひとりひとりと関わっています。

子どもが楽しく過ごすには保育園だけでなく家庭の協力も必要なので、少しでも疑問に思ったことは相談し、保育園からのアドバイスにも耳を傾けましょう。

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